子どもの病気事典 – 脳炎・脳症
何歳位でかかるの?
乳幼児が多くかかるといわれています。
症状は?
高熱が続き、けいれん、意識障害などを起こします。さらに症状が進むと、昏睡や呼吸停止、死亡に至ります。助かっても、麻痺や知能障害、てんかんなどの後遺症を高率に残します。
治療法・予防法?
けいれんを抑える抗けいれん剤の投与や脳の浮腫を抑える脳庇護療法、十分な酸素を補給するための人工換気療法などが行われます。しかし、強力な治療を行っても完全回復は難しいケースが少なくありません。
お家でのケア方法?
基本的に入院して治療しますが、軽快して自宅に戻ったときは、安静と栄養補給に心がけてください。また、運動療法などの指示があるときは、指示通りに正しく行いましょう。