正しいスキンケア Skincare Lotion – 化粧水について 思わず目で追ってしまうきれいな肌。基本の知識を知りきちんとお手入れすればいつしかそれはあなたのものに。 化粧水: 化粧水の選び方 ディリーケア<基本編> ディリーケア<応用編> 肌を癒す水 1. 肌に最適な1本は?化粧水の選び方。 いま、化粧水にはたくさんの種類があり、どれを選んでいいのか迷ってしまいます。じつは率直に言って、化粧水って「肌が気持ちいい」と感じる好みを優先して正解。ただし、それが本当に一番気持ちいい1本かどうか、そこが問題なのです。試供品などでできるだけ数多くの化粧水を試し、肌が本当によろこぶ1本を探し出しましょう! こんなにある化粧水、種類を知って参考に。 大きく分けて、化粧水の機能は以下のような分類になります。 柔軟化粧水: もっと、みずみずしく・・・水分と、その水分を肌にしっかりとどめておく保湿剤をブレンド。角質層にみずみずしいうるおいを補給してさらにキープする、とてもベーシックなタイプです。 収れん化粧水: 肌が脂っぽくなったら・・・爽やかな使用感で肌を引き締め、余分な皮脂分泌を抑制します。日中の化粧くずれを防ぐ効果も。アストリンゼントやトーニング、あるいはオイルコントロールの名称に。 ふき取り化粧水: 汚れが気になったら・・・清浄タイプ、クレンジングタイプと呼ばれるものは、皮脂やメイクの油分系の汚れを軽く落とす効果に。最近はほかに、余分な角質をふき取るための新タイプも登場。こちらはAHA成分など、角質のつなぎ目をゆるめる特殊成分が配合されています。 エマルジョン型化粧水: しっとり感がほしいなら・・・見た目は透明、もしくは半透明のローション。最新技術によって油系成分をキメ細かく分散配合し、感触は化粧水なのに内容は乳液にとても近くなります。油分が含まれることで、普通の化粧水よりもしっとり度や肌への柔軟効果がアップ。 カーマインローション: 日焼けやほてりに・・・パウダーが下に沈んでいるタイプ。使う前によく振りまぜます。パウダーの役割は、日焼けによるほてりや皮脂の分泌を抑える効果など。比較的さっぱりとした感触が特長です。 肌効果別ローション: 機能性を優先するなら・・・ニキビ肌用や美白用、敏感肌用、くすみ解消、シワ対策、そしてたるみ防止などなど。どれも基本的にはうるおい補給がベース。さらに配合成分のバリエーションによって、それぞれの効果を際立たせています。 ☆うるおい補給するときの注意! さてさて、こんなに面倒な泡立てですが、実は最近『泡立てネット』というとっても便利な商品が出ています。そのネットを使うと、見事な泡がブクブクできます。「なぜ泡が大切か。」それがわかっているのなら、便利アイテムを活用するのはまったく問題なし! 泡立てネットを使いこなすコツは、できた泡を手の中で少し温めてから洗顔すること。泡が冷たいままだと、汚れなじみが悪いのです。 2. 化粧水使い方ひと工夫:デイリーケアの秘けつ <基本編> ちょっとひと工夫で化粧水の効果倍増!お手入れの基本の基本ともいえる化粧水。いま一度、その効果的な使い方をおさらいしましょう。 肌の不調を感じたら → まずは化粧水! え、こんなに使うの?って思うほどたっぷり使ってみて。通常、私たちが使う化粧水の量は少なすぎる、と、ほとんどの専門家が指摘しています。量をたっぷりと、あるいはくり返しなじませる。そうすると、化粧水がぐんぐん浸透していきます。化粧水だけでこんなに柔らかくうるおうの? そんな感動があります。 手でつけるか、コットンでつけるか。どちらもOK、お好み次第。どちらにしても、量をたっぷりめに使うのがポイントです。そして目のキワや耳の周り、首すじなど、ついうっかり塗り忘れやすい部分をきちんと、うるおわせるのも秘けつの一つ。 コットンと手のひら、どうちがうの? コットンの場合:コットンは化粧水の含みがよく、たっぷり浸透させる実感が高いのが特長です。また、パタパタと肌を軽くたたくパッティングケアも、コットンの方が簡単。ふきとり使用のときも不可欠です。目のわきや耳の後など、手ではなじませにくいところも難なくOK。シートパックのかわりに使うテクニックも、コットンならでは。 コットンの場合、強くこすったり、含ませた化粧水が少ないと、肌に細かいキズがつくので要注意。肌あれの原因になります。コットンの裏に化粧水がしみるまで、たっぷりと含ませることが大切です。 手のひらの場合:手のぬくもりで、化粧水の浸透力がアップ。とくに手のひらを密着させながらプレスすると、ますます肌への浸透感が高まります。コットンとちがい、肌に細かいキズがつくこともなく安心。そして何より手間のかからない点がポイントです。目のわきや小鼻のわき、そして顔の輪郭部分から耳の後など、細かい部分になじませるのを忘れがち。指先を使い、あるいは重ねづけを繰り返し、顔全体のすみずみに化粧水を十分にいきわたらせるよう気をつけましょう。 ふき取り化粧水: 汚れが気になったら・・・清浄タイプ、クレンジングタイプと呼ばれるものは、皮脂やメイクの油分系の汚れを軽く落とす効果に。最近はほかに、余分な角質をふき取るための新タイプも登場。こちらはAHA成分など、角質のつなぎ目をゆるめる特殊成分が配合されています。 エマルジョン型化粧水: しっとり感がほしいなら・・・見た目は透明、もしくは半透明のローション。最新技術によって油系成分をキメ細かく分散配合し、感触は化粧水なのに内容は乳液にとても近くなります。油分が含まれることで、普通の化粧水よりもしっとり度や肌への柔軟効果がアップ。 カーマインローション: 日焼けやほてりに・・・パウダーが下に沈んでいるタイプ。使う前によく振りまぜます。パウダーの役割は、日焼けによるほてりや皮脂の分泌を抑える効果など。比較的さっぱりとした感触が特長です。 肌効果別ローション: 機能性を優先するなら・・・ニキビ肌用や美白用、敏感肌用、くすみ解消、シワ対策、そしてたるみ防止などなど。どれも基本的にはうるおい補給がベース。さらに配合成分のバリエーションによって、それぞれの効果を際立たせています。 ☆うるおい補給するときの注意! さてさて、こんなに面倒な泡立てですが、実は最近『泡立てネット』というとっても便利な商品が出ています。そのネットを使うと、見事な泡がブクブクできます。「なぜ泡が大切か。」それがわかっているのなら、便利アイテムを活用するのはまったく問題なし! 泡立てネットを使いこなすコツは、できた泡を手の中で少し温めてから洗顔すること。泡が冷たいままだと、汚れなじみが悪いのです。 3. 化粧水使い方ひと工夫:ディリーケア上級テクニック <応用編> 上級のテクニックで肌ケアにひと工夫!もっともっと効果を引き出す応用テクニックを、いくつかご紹介。化粧水1本だけでも、肌が思いがけなくキレイになれる実感を、ぜひ試しください。 時間のゆとり、心のゆとりが 肌の美しさにもあらわれます。 シートマスク化粧水をしみ込ませて使う、シートマスクの効果は絶大。試しに週1回、3か月ほど続けてみると、見違えるほどに肌の調子が整います。もし、化粧水がたくさん減ってもったいないと思うなら、先に水でシートを少ししめらせておくと、しみ込む化粧水を節約できます。 パッティング朝のメイク前、朝用化粧水をコットンにたっぷり含ませてパッティングを。パタパタとリズミカルに、軽い力で肌をたたきます。そのとき、何回も化粧水を足しながら、がんばって気長にパッティングしてみて。日中の化粧くずれや肌のくすみが、驚くほど予防できます。 手のひら3回、4回と繰り返して重ねてなじませる。そのたびに、手のひらで肌をすっぽり包むようにする。だんだんと肌がほぐれてきます。肌があれて化粧水の浸透がよくないとき、あわてないで、いつもより、ゆっくり時間をかけて化粧水を使う。それが意外に効果的なのです。 4. 肌を癒す水。お手入れの基本はなにより化粧水。 エアコンや紫外線の影響で、夏場の肌はお疲れ気味になりがち。さらに乾燥やむくみのトラブルがいっそう目立つように。そういう“なんとなく肌の調子がよくない”状態は憂うつだし、長く続くとアセリます。できれば今すぐ、なにかしら手を打てることを。まずは化粧水がおすすめです。 肌の不調を感じたら → まずは化粧水! トラブル中の肌のほとんどは、かなり乾燥がひどい状態に。また肌の細胞は、ダメージから回復するときに、とても大量の水分を必要とします。だから調子の悪い肌には、とにかく水分をたっぷりと補給するのが第一。それには、まず、化粧水が最適なのです。 たとえば季節の変わり目に過敏になった肌も、肌表面の角質層が乾いてスカスカになっており、そのすき間から刺激物が侵入してかぶれを起こすと言われています。 化粧水でたっぷりうるおいを補給することで角質層がうるおい、肌のバリア機能などの働きが高まります。さらに細胞のひとつひとつにうるおいが行きわたることで、肌細胞の体力が復活。さまざまな不調を細胞自身がが解決する力を取り戻します。 エマルジョン型化粧水: しっとり感がほしいなら・・・見た目は透明、もしくは半透明のローション。最新技術によって油系成分をキメ細かく分散配合し、感触は化粧水なのに内容は乳液にとても近くなります。油分が含まれることで、普通の化粧水よりもしっとり度や肌への柔軟効果がアップ。 カーマインローション: 日焼けやほてりに・・・パウダーが下に沈んでいるタイプ。使う前によく振りまぜます。パウダーの役割は、日焼けによるほてりや皮脂の分泌を抑える効果など。比較的さっぱりとした感触が特長です。 肌効果別ローション: 機能性を優先するなら・・・ニキビ肌用や美白用、敏感肌用、くすみ解消、シワ対策、そしてたるみ防止などなど。どれも基本的にはうるおい補給がベース。さらに配合成分のバリエーションによって、それぞれの効果を際立たせています。 ☆美容液やクリームを使う前に! 肌の不調に気づいたら、まずは化粧水による十分なうるおい補給で肌の基礎体力を取り戻しましょ う。あわてて高機能の美容液やクリームを使うその前に、ちょっと気持ちを落ち着かせて、もっとも基本的なお手入れで様子をみるのが大切です。ヘトヘトにば てた肌だと、高機能コスメの濃厚エッセンスがヘビーすぎて、かえってトラブルを起こすことも。あわてずに化粧水でひと呼吸様子をみるゆとりを忘れずに。 ☆化粧水は、清潔な肌に浸透させる! 化粧水の浸透を邪魔する一番の原因が肌表面の汚れ。化粧水の効果を引き出すためには、正しい洗顔が不可欠です。とくにメイク料や古い皮脂&角質の肌へのこびりつきは、水成分である化粧水の最大の敵。洗顔と化粧水のケアは、ペアで考えましょう。(「正しい洗顔」) 文・すぎの久美 イラスト・Milky