子どもの病気事典

子どもの病気事典 – 水いぼ

子どもの病気事典 水いぼ 幼児・こどもの病気・症状・ケア

子どもの病気事典: これだけは知っておきたい、子どもがかかりやすい病気を紹介します。 小さな変化も見逃さないよう、 ふだんから注意深く確認して、症状とケアをチェック。 いつもと違う見慣れないしぐさや症状を発見したら、すぐ医師に相談しましょう。

水いぼって?

水いぼは伝染性軟属腫ウイルスが原因で、1~5mmくらいの光沢のある半球形のいぼが体中に出現します。
肌の接触やタオルから感染します。放っておいても自然に治りますが、伝染性が強い病気です。

何歳位でかかるの?

5~6歳ころがピーク。
大人になると免疫ができて、自然に消えていきます。

症状は?

はじめに直径1~5mmくらいの丸くて表面がつやつやした柔らかいいぼができ、次第に大きくなります。
脇の下など、皮膚が擦れ合うところによくできます。ほとんどの場合、かゆみや痛みはありません。
水いぼをつぶすと小さくて白い粒のようなものが出てきます。これがウイルスの塊で、他のところに付着しながら増えていきます。

治療法・予防法?

ウイルスに対して免疫ができてくるので、放置していても2年ぐらいまでに消滅します。
治療法はピンセットで摘み取ったり、漢方を飲んだりする方法もあります。

お家でのケア方法?

プールやお風呂など、肌が触れ合う場所で感染しやすいので、タオルや浮き袋の共用は避けたほうが良いでしょう。

頻度?

よくある

監修:鈴の木こどもクリニック院長、鈴木 博