子どもの病気事典

子どもの病気事典 – 肘内障

子どもの病気事典 肘内障 幼児・こどもの病気・症状・ケア

子どもの病気事典: これだけは知っておきたい、子どもがかかりやすい病気を紹介します。 小さな変化も見逃さないよう、 ふだんから注意深く確認して、症状とケアをチェック。 いつもと違う見慣れないしぐさや症状を発見したら、すぐ医師に相談しましょう。

肘内障って?

肘内障は肘の関節のじん帯が外れ、肘が抜けてしまったような状態です。
手が動かせなくなります。

何歳位でかかるの?

年少児の腕を強く引っ張ったときに起こります。
じん帯が十分発達する7歳以降は、ほとんどみられません。

症状は?

激しい痛みがあり、肘が動かせなくなってしまいます。
腕をダラリと下げて、痛がって泣いているときは、肘内障の可能性があります。

治療法・予防法?

すぐに整形外科を受診します。肘をゆっくり曲げて、手のひらを上に向けるように両腕をひねると、整復することができます。

お家でのケア方法?

肘内障はクセになりやすい病気です。腕を強く引っ張ることがないように、日頃から注意が必要です。

頻度?

たまにある

監修:鈴の木こどもクリニック院長、鈴木 博