離乳食初期5〜6ヶ月
作り置きで時短
下ごしらえに時間がかかる離乳食は、冷凍できる小分けパックやラップ、保存袋、電子レンジを大活用して調理の時間短縮!
1回の赤ちゃんの食事はとても少量だから、下ごしらえは一度にたくさん作って、小分けパックなどへ。冷凍して、調理のときに電子レンジで解凍しましょう。
にんじん
作り方:
皮をむいて2cmくらいの輪切りにし、必ず水から煮ます。やわらかくなるまで、弱火でコトコト時間をかけて煮るのがポイント。 冷ましてから保存容器に入れ、冷蔵なら2~3日は保存が可能です。それ以上保存する場合は冷凍して。
主な利用法:
すり鉢でつぶすか、裏ごししてペースト状に、凍らせた野菜スープと一緒に煮るだけでスープに早変わりします。
ほうれん草
作り方:
葉の部分だけをやわらかく茹で、棒状にまとめてラップで包んで冷凍します。
主な利用法:
凍ったままおろし金ですりおろすと、裏ごししなくても、そのままペースト状に。離乳食の段階がすすんだら、野菜スープでゆるめて、ほうれん草スープに。
ブロッコリー
作り方:
一口大に切り分け、熱湯でやわらかく茹でます。水っぽくならないよう、素早くザルにあげて冷まし、保存袋に入れて冷凍します。
主な利用法:
電子レンジで解凍して、すり鉢ですりつぶして使います。じゃがいものマッシュポテトとの相性ばつぐん!
かぼちゃ
作り方:
市販の冷凍かぼちゃを、そのまま利用するのが便利。素材から下ごしらえするときは、かぼちゃを1回分量ごとに切り分けて。かぼちゃが重ならないように耐熱容器に入れたあと、少々水をふりかけ、ふんわりとラップで覆い電子レンジへ。串を刺してすーっと通るくらいまでやわらかく加熱して、水気を切ります。皮をむき、すりつぶし、冷めたらフリージングバックに入れて冷凍します。1回分ごとに筋目をつけておくと便利。
主な利用法:
プレーンヨーグルトと混ぜるだけで食べやすくなります。
じゃがいも
さつまいも
作り方:
じゃがいも、または、さつまいもを一口大に切り、水から茹でます。やわらかくなったら味噌こしなどの小さめのザルにあけて、スプーンなどでつぶしてマッシュポテト状に。
冷めたら1回量ごとにラップに包んで冷凍します。
主な利用法:
そのままではパサパサして食べにくいので、野菜スープやプレーンヨーグルトでゆるめると飲み込みやすくなります。
白身魚
作り方:
鯛・たら・ひらめなど淡白な白身魚は、お刺身で購入すれば皮や骨がなく、とても便利。沸騰したお湯でゆでて芯までしっかり火を通します。1回量(初期は10g程度)を小分けパックに取り分け、ゆで汁も一緒に入れて冷凍します。
主な利用法:
解凍後、すり鉢ですりつぶし、つみれにしたり、おかゆに混ぜると食べやすくなります。
食パン
作り方:
枚切り食パンのミミを落として4等分し、保存袋に入れて冷凍します。
主な利用法:
解凍せず凍ったまますりおろし、粉ミルクを溶かした鍋で煮るとパンがゆに。ベビーフードのコーンスープで煮てもおいしいですよ
お米、おこゆ
作り方:
鍋に1合の米と10倍の水を入れて弱火でコトコト炊きあげ、小分けパックに1回量ずつ取り分けて冷凍保存します。
また、ご飯を炊くときに炊飯器の中央へ「米大さじ1と10倍の水を入れた湯のみ(またはカップ)」を埋め込んで置き、いっしょに炊けばそのつど作ることができます。
主な利用法:
下ごしらえしたにんじん、白身魚やかぼちゃをおかゆに加えると、バリエーションができます。
野菜スープ
作り方:
キャベツ、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、大根などアクの少ない野菜をざくざく切って鍋に入れ、8分目まで水を入れます。初めは強火で、沸騰したら1時間くらい弱火で煮込みます。途中で汁がなくなりそうになったら水を足して。調味料は一切入れません。小分けパックに1回量ずつ取り分けて冷凍保存します。またはスープだけをこし、製氷皿にいれて冷凍し、じゃがいもやさつまいもをゆるめる時に温め直して利用することもできます。
主な利用法:
下ごしらえしたにんじん、白身魚やかぼちゃをおかゆに加えると、バリエーションができます。