仕事

転職を重ねることは、デメリット?

女子大の国文科を卒業し、食の専門出版社で月刊誌を丸5年担当。しばらく海外で休養し、今年4月からパソコン誌を得意とする出版社でアルバイト。同社に6月から正社員として入社。現在、主婦向けのマネー誌の編集部に所属。
 時間の不規則な編集の仕事を続けられるか不安で、全く別の道も考えているが、何をしたいのかが分からない。一度9時~5時の事務(個人公認会計士事務所)へ転職しようとしたが、周囲の反対にあい、直前でキャンセル。自分としては、9時~5時で残業なしの仕事をしながら、次へのステップをふむために、学校に通いながら資格をとろうと考えていた。しかし、両親が反対。理由は①今まで続けてきた編集を捨てるのは、人生をドロップアウトしたのと一緒 ②次に何をするのか、先の展望もないまま辞めるのは得策ではない ③今の会社でお金とパソコンのことを学びながら、お金ももらえるのは、願ってもないこと、という3点。
 私が辞めたい理由は①編集を続けていく自信がない ②次へのステップを29歳の今、始めないと手遅れ、ということ。
  転職を重ねる(しかも、業種に一貫性がなく)ことは、再就職の面でデメリットなのでしょうか。また、資格をとるよりも、実践のほうが評価されるのでしょうか。私の立場の場合、どうすればよいのでしょうか。


本当にやってみたいことは何?

あなたはきちんと自分の状態を整理していらっしゃるのですが、大切なことが抜けているみたい。つまりあなたの辞めたい理由は整理されていますが、一番大切な”何をしたいのか”が分かっていないのでは?ご両親が納得出来ない理由もそこにあるのだと思います。

 なぜ編集を続ける自信がないのですか? 時間的な制約など、その理由によっては他の仕事でも同じことが起こるのでは? 漠然とした焦りがあって,このままではいけない、何かをしなければ、と感じているのでしょうが、それだけで転職したのでは、ただ仕事が変わっただけでステップアップにはならないと思うな。どうしてもやりたいことがあるわけではない。どうしても辞めなければならないほどの理由もない。これではご両親が反対するのは当然ですね。私でも同じことを言いそうです。

 でも最終的にはあなたの人生ですから、あなたがやりたいと思うことすれば良いの。親の人生ではなくてあなたの人生なんだから。自分で決める事。親の言う通りにしようと決めるのも自分だし、違う結論を出すのも自分。よく自分には別の人生があったはずだ、なんて後ろ向きに生きている人がいるけれど、その道を選んだのも自分。あなたの人生に誰も責任なんて取れないの。自分が選んだ道ならたとえ失敗しても、誰にも文句は言えないし、自分で背負っていくしかない。それだけ強く生きていく覚悟をするってことですね。

 ちなみに私は10種類以上の様々な業種を経験して自分の会社を作ったのは40歳を過ぎてから。初めて取った資格は33歳で日本語を外国人に教える教師の資格だったけれど、それはやりたい仕事に資格が必要だったからで、その後の仕事にはその資格は必要ない。実際に社会で必要なのは資格より経験。でもあなたがやりたい仕事が有資格者でなければできない業種ならそれは当然取るべきですね。29歳で今やらなければ手遅れなんていう仕事は、絶対ないと思うな。まあアイドル歌手は無理だと思うけど。

  焦らず、本当にやってみたいことが何なのか、もっともっと探ってみたら?あなた自身が覚悟を決めて本気になれば、周囲は納得せざる得なくなると思います。

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