妊娠しにくい原因って
妊娠しにくい原因って?
妊娠したいけど、なかなか授からない。周りの友達はどんどん妊娠してるのに…なんで私だけ? こんな不妊の悩みを抱えている人、実は多いのでは?
医療的な治療が必要なケースもありますが、中には知らず知らずのうちに“妊娠しにくい生活パターン”を送ってしまっている人もいるのかも。まずは、自分自身で改善できることから始めてみませんか?日々の習慣やライフスタイルに目を向け、妊娠しやすい体作りを心がけましょう! 以下は、妊娠しにくい生活パターンの一例。少しでも当てはまりそうなら改善の余地アリです。■食生活が乱れがちで、不足していると感じる栄養素がある
■日常で強いストレスを感じる場面が多い
■慢性的に運動不足だ
■手足の冷えを感じることがある
■極端なダイエットをしている
■痩せすぎ/太りすぎている
■喫煙している
なぜ、これらが妊娠できない原因になるのかは、この後のコラムで詳しくお話するので、そちらもチェックしてくださいね! ここに挙げた以外にも、様々な原因が考えられますが、まずは自分の生活と向き合い、何が原因になっているのか、知ることから始めましょう。少しの心がけで、大きな変化が訪れるかもしれませんよ!ストレスとどう向き合う?
“ストレス社会”と言われるほど、多くの方が大なり小なりストレスを抱えていることでしょう。ストレスが不妊の直接的な原因になるとは科学的には実証されていません。しかし、体は心の作用を受けやすく、間接的要因として、当然生殖機能にも影響を与えると考えられています。また、ストレスで交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮し血流が悪くなる原因にも。では、ストレスにどう向き合ったらいいでしょうか?
ストレスを感じないようにすることが一番ですが、それも難しいですよね。気にしないと思えば思うほど、気にしてしまうもの。まずは、自分のストレスと向き合い、ひとりで抱え込まないようにすることが大切です。人に話し、悩みや辛さを吐き出すだけでもOK。解決にはならなくても、心の重荷が軽くなるはずです。また、生活のリズムを規則正しくするだけでも、ストレスはかなり緩和されることが多いようです。偏食をなくし、朝・昼・晩、3食を栄養のバランスよく食べ、適度な運動を心がけましょう。
そのほか、自分なりのリラックス法があるといいですね。自然に触れたり、映画を見たり、ヨガなどで体を動かしたり。自分が心地よいと思える時間を持つといいでしょう。ストレス対処法は人それぞれ。自分なりにストレスとの向き合い方を探ってみませんか?
体内時計、狂ってない?
妊娠のためには、正しい月経サイクルが必要不可欠です。月経周期の乱れに悩まされいる女性も多いでしょうが、正常な月経サイクルの鍵を握っているのが、 “体内時計”です。体内時計とは、人間の体に備わっている生体リズムのこと。例えば全身に血液を送り出す心臓の働きは1分間に60~80回、女性の月経周期が28~30日など、様々なリズムがあります。人間には生まれながらにして、この“体内時計”が備わっているのです。 ところが、現代人は自然の流れに逆行するような生活を送ることで、この体内時計が乱れてしまっている人が多いようです。また、そもそも体内時計は25時間サイクルであるため、24時間で動いている自然環境とはズレやすい状況にもあります。しかし、体内時計の乱れが月経サイクルの乱れや、そのほか様々な体の不調の原因になっているとも考えられるので、この問題は楽観視できません。では、乱れてしまった体内時計を修復するには、どうしたらいいのでしょうか?効果的な方法としては、次のことが挙げられます。■早く寝る(23時までの就寝が理想)
■早起きする
■起床後日光を浴びる(可能なら30分以上散歩をする)
■起床後2時間以内に、バランスのよい朝食を食べる
以上のことを、できるだけ毎日同じ時間に行い、習慣化することが重要です。これらを実践することで体内時計が整い、体の様々な機能が正常に働き始めます。月経不順に悩まされていた人も、次第に改善されていくことでしょう。不妊に悩むベビ待ちさんにとって、規則正しい生活を送り、体内時計を正常化することが、妊娠に近づく第一歩と言えるのかもしれません。