女性の病気事典 女性の病気事典 – 膀胱炎 女性の病気事典:気をつけたい女性の病気・トラブル・症状をピックアップ。少しでも気になる時は、早めに病院を受診するようにしましょう。 膀胱炎って? 膀胱炎って?女性の尿道は3~4cmで男性(18~25cm)に比べるとかなり短くなっています。そのため、尿道に入った細菌が膀胱に感染して「膀胱炎」を引き起こします。特に女性がかかりやすいのは、急に炎症を起こす「急性膀胱炎」で、大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、トリコモナス、カンジダなどが病原菌です。このほかに、結核菌、カビの感染による「慢性膀胱炎」もありますが、症状や治療は急性の場合とほぼ同じです。 どんな症状? 主な症状は、頻尿(トイレの後でもすぐに行きたくなる、回数が増える)排尿時に尿道の出口に焼けつくような痛みを感じたり、残尿感がある血尿や濁った尿もみられ、微熱が出る下腹部の痛みや重苦しさ治療には、病原菌を突き止めたうえで、それに合った抗生物質、抗菌剤を投与します。さらに水分を多く摂り、安静を心がけるとだいたい1~2週間で回復します。しかし「急性膀胱炎」はクセになりやすく、さらに慢性化することもありますので、発症したら完治するまで治療を受けることが大切です。【医学事典より】予防のためには月経中に下痢をした場合、大腸菌が尿道に入らないように注意しなければなりません。排便後にウェットティッシュで肛門をきれいに拭くなど工夫してください。また、セックス前後もシャワーなどでお互いの清潔さを保つことも必要です。治療には、病原菌を突き止めたうえで、それに合った抗生物質、抗菌剤を投与します。また水分を多く摂り、安静を心がけると約1週間で回復します。しかし「急性膀胱炎」はクセになりやすく、さらに慢性化することもありますので、発症したら完治するまで治療を受けることが大切です。 監修:医学博士、元東京女子医学教師有楽橋クリニック前院長 林泰女性の病気事典 TOP ページ ➡︎➡︎➡︎