ヘルス&ビューティー

女性の痔・おしりの悩み

(1) 痔の症状と原因をチェック

痔の基礎知識

痔は、成人の3人に1人はかかっているといわれる、ポピュラーな病気です。
一般的に痔とは、「痔核(いぼ痔)」「裂肛(切れ痔)」「痔ろう(あな痔)」をいいます。それぞれの症状や原因をチェックしてみましょう。

痔核(いぼ痔)とは

直腸肛門部の血行が悪くなり、直腸の下部や肛門の静脈が膨れ上がることをいいます。
痔核の原因は、肛門部の血行障害。便秘がちで長時間いきむ人や、同じ姿勢を続けることが多い人は要注意です。特に妊娠中は便秘になりやすく、大きくなった子宮が肛門周辺の血管を圧迫するため、痔核になりやすいといえるでしょう。

内痔核と外痔核
痔核には、「内痔核」「外痔核」があります。
「内痔核」とは、歯状線(直腸と肛門の境界)の内側がうっ血することによっておこります。排便の時に鮮血がポタポタまたはシャーと出ますが、歯状線の内側には知覚神経がないため、痛みを感じません。
また歯状線の外側にできた痔核を「外痔核」といいます。内痔核が肛門の外に脱出することにより、大きくなるので、内外痔核や脱肛とも呼ばれます。悪化してくると強い痛みを伴います。
裂肛(切れ痔)

歯状線より下の部分にできる、裂創や潰瘍のことをいいます。女性や若い人に多いのが特徴です。
裂肛は、固い便が通過して切れることによっておこります。痛覚が敏感な部分のため、排便時やその後に、出血を伴う強い痛みを感じるのが特徴です。

裂肛を伴う病気
裂肛は、別の病気が原因でおこる場合もあります。裂肛を伴う病気は、クローン病・ベーチェット病・潰瘍性大腸炎・白血病など。
市販の薬を使っても症状が改善されない場合には、病院で診察してもらいましょう。
痔ろう(あな痔)

細菌感染によって肛門周囲膿瘍ができると、肛門内と皮膚との間に細菌の通り道をつくり、トンネル状にじわじわと広がります。これが痔ろうです。
肛門周囲膿瘍のときは、激しい痛みを伴いますが、いったん痔ろうが完成されてしまうと、違和感や鈍痛を感じる程度。しかしこのまま放っておくと、排便のたびに細菌に侵されて、痔ろうがどんどん広がってしまうので、注意が必要です。

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